弁護士も営業が必要な時

あまり法律に疎い生活をしているし、テレビの影響もあって弁護士の仕事って、犯罪を犯した人の罪を裁判所で争うときに、犯罪者となる被告人側につき、被告人に代わって、刑を軽くする、または無罪を勝ち取るのが仕事、という認識でした。

最近は、破綻した夫婦の離婚問題で親権問題や、財産の分け方を争うときに弁護士に依頼するのを知ったくらいで、まさか自分自身が弁護士に依頼する側になろうとは思いもしなかったことです。

そんな遠い世界の人であった弁護士さんですが、実際あってみれば、普通の気のいいおじさんで、堅い法律家のイメージと違いました。

弁護士先生が言うには、今は弁護士が結構溢れていて、昔のように弁護士の名前で食べていける時代は終わった、弁護士も裁判であろうと離婚問題であろうと借金問題であろうと得意分野を作って実力を発揮する時代。

そうしないとやっていけない時代なんですよ、と言われました。

弁護士にはなかなか大変な時代になったようですが、だからこそ、こんな私達のような庶民の案件でも快く受けてくれるようになったのはありがたいことです。